年々高まるハロウィンの経済効果

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ハロウィン

 日刊ゲンダイの記事によると、昨年のハロウィンの経済効果は1100億円に上り、バレンタインデーの1080億円を抜き去った。すでに、6740億円のクリスマスに次ぐビッグイベントとなっている。

2015年の経済効果は、ある試算によれば1200億円を超える、とのこと。 不況の中、なぜハロウィンが定着し、盛り上がりを見せているのだろうか。

ハロウィンは毎年10月31日に行われる、古代ケルト人が起源と考えられている祭のことで、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す宗教的な意味合いのある行事であったが、現代では特にアメリカ合衆国で民間行事として定着し、祝祭本来の宗教的な意味合いはほとんどなくなっている。

ウィキペディアによると、日本では、キデイランド原宿店が1970年代にハロウィン関連商品の店頭販売を開始し、1983年10月には同じくキデイランド原宿店が販売促進の一環として日本初とされるハロウィン・パレードを開催した、とある。

また、東京ディズニーランドでは1997年10月31日に、園内に仮装した入園者が集まるイベント「ディズニー・ハッピー・ハロウィーン」が初めて開催され、2000年10月31日には400名の仮装した入園者とディズニーのキャラクターが園内をパレードする「Happy Halloween Twilight Parade」が開催されたそうだ。

バレンタインや土用の丑の日のように、企業の販売戦略で広まっていったのだろう。 ハロウィンはここ15年の間に急速に広まった感がある。筆者が子供のころにはハロウィンというイベントはまったく聞かれなかった。

 他にハロウィンが広まってきた要因としては、ここ15年以内の世の中の動きにあると考えられる。  

 

 「個のつながり」「絆」

新潟中越沖地震(2007年)や東日本大震災(2011年)などにより、家族や友達との絆が強くなった。

 icon-arrow-circle-o-right 幼少期の教育環境 

2011年より小学校高学年(5.6年生)に英語の授業が必修となった。ハロウィンの文化は教材として採り入れられている。幼稚園、保育園などでもハロウィンの飾りつけやイベントをするところが多い。幼少期にこうした環境で育った今の若者が、ハロウィンの定着に貢献していることは容易く想像できる。  

icon-arrow-circle-o-right コスプレ文化の定着

古くは「ミニスカポリス」から今の「きゃりーぱみゅぱみゅ」まで、芸能人がコスプレをしその話題が広まり、コスプレが文化として定着した。また、秋葉原の「メイド喫茶」に象徴されるコスプレ文化や、東京国際展示場で年2回行われるコミックマーケットなどの「オタク文化」が、コスプレを身近なものにさせたのだろう。  

icon-arrow-circle-o-right 祭り好きの日本人の国民性

昔は夏に行われるお祭り以降、皆で大いに盛り上がるビックイベントはクリスマスや年越しカウントダウン、お正月までなかった。秋に盛り上がれる西洋のお祭りとして、祭り好きの日本人に受け入れやすかったのかもしれない。

 今後、ハロウィンはどこまで盛り上がりを見せるのだろうか。暗いニュースや悲しいニュースが多い中、こういった明るいニュースには是非、注目してみたいところである。

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